新卒失敗者の記録

セクハラ被害→ストレス障害で休職→退職しニート。女性活躍社会とは何でしょう。

近況と一連のまとめ

※会社の人が見ても個人を特定できないよう,詳細は記載しないようにします。

休職に至るまでの経緯と会社対応の結果

セクハラ被害から2年耐えた頃に加害者から個人宛のメールが届き,精神的に辛くなり心療内科に行ったところ,ストレス障害との診断で3ヶ月の休職をいただきました。

 その後,会社による加害者への事実確認とその内容に応じた処分がなされました。

加害者への処分内容は,

・懲戒処分

・所属変更

でした。

異動ではなく「所属変更」と記載したのは,担当業務や勤務地の変更はせず,形だけの処分として所属名を変更しただけという処分であったためです。

 

会社対応を受けての私の行動

私は所属名だけの変更に不服でした。だって復職したこれまで通り顔を合わせるんですよ。このままじゃ気が治まらないので行動を開始しました。

  1. 弁護士への相談
  2. 労働局への相談

 

・弁護士への相談

結果:なにもできない。

労働組合が斡旋している弁護士に相談しましたが,より傷が深まりました。

「強姦レベルでないと損害賠償請求なんてできませんよ」

だそうです。これが現実なのだと1週間ぐらい寝込みました。

 

・労働局への相談

結果:1年以上経過している事案は取り扱わない

あっせんを勧められましたが,2年も耐えたのに死者に鞭打つ結果になりました。

 

今後に向けて

現在は体調も良く,薬を飲まなくても良いほどになりました。ただ薬をやめたら寝つきが非常に悪くなりました。このような状態なので,医師から復職可能の診断をいただきました。

それを会社との面談で申し出たところ,以下の2択を出されました。

①復職プログラムに従って復職(1ヶ月出勤しても無給)

②復職可の診断書を提出して退職

どちらも地獄。どこまでこの会社は苦しめるのか・・・。

①→3ヶ月無給(傷病手当金は雀の涙)でしたが,追加で1ヶ月無給は,貯金が限界なので選択できません。

②→つまり退職してからも傷病手当金を受け取るのを阻止している

 

 結局②を選びました。転職しての再起に賭けました。

現在鋭意転職活動中です。ですがエージェント経由でも軒並み書類落ち。

転職活動にも休職や会社トラブルが尾を引きます。 

転職活動についてはまた後日記載致します。

もう20社は応募していますが,書類通過は3社,すべて1次面接落ち・・・

さてどうしよう。

 

労働問題対応の順序について

お久しぶりになってしまいました,ねぎみょです。

親にあれこれ言われて,ダウンしていました。その会社を選んだのはアンタだから全部アンタの責任だ,と。

次の仕事は地元にしようかと考えたけど,絶対無理だなこりゃ。会社では部課長の考え方にまったく同意できなかったが,年齢的には親世代なので自分の親も同様,考え方が理解できない。

親のことは全部忘れて,泣き寝入りしないよう頑張っていきます。


 今日のテーマは,「労働問題(主にセクハラ)の対応順序」です。

前提として,被害者が業務を続けることが困難な状況に陥ったとします。

 


まずは,大まかな流れです。

■対応の流れ

①被害を受ける

②会社に被害を申告する

→この段階までに精神科や心療内科に行き,診断書をもらうと良い。

③ 会社が就業規則に則り,加害者に処罰をくだす

④労災・損害賠償の申請

 

私の会社は入社時に以下を説明してくれました。

・セクハラ専用相談窓口

・就労規則に加害者の懲戒について記載

これは労働契約法に使用者の安全配慮義務が明文化されているため,どのような企業でも同様の内容が存在するはずです。

これを怠った場合,民法709条,715条の違反となり損害賠償責任を負います。

「職場,業務上」起こったセクハラやパワハラは,会社に使用者責任として被害者は損害賠償を請求することができるとのこと。

なので,被害を受けたらまずは「②会社に申告」をしなければなりません。

その後,,,

★会社が処罰をくださず,うやむやにして済ませた。

 →適切な処置がなされなかったとして,労働基準監督署に告発,民法違反(使用者責任)として損害賠償請求

★③会社が処罰をくだしたが,その後職場での雰囲気が悪くなった,居辛くなった等の不利益を被った

 →個別労働紛争解決制度を利用して解決を目指す

↓東京都の相談コーナーです。無料です。裁判よりは時間もお金もかからないけど解決案には法的拘束力がないんですね。

1総合労働相談コーナーにおける相談・情報提供 | 東京労働局

 


 上記は会社との労働問題解決ですが,これとは別に加害者に対して,精神的苦痛を受けた分の賠償を請求できます。被害者と加害者の間にはなんの契約もないので,民法709条を法的根拠として損害賠償を請求できるとのこと。

 

そりゃそうですよね,同じ会社の社員だから慰謝料請求できないのはおかしいですもんね。

慰謝料請求の方法はまたいずれ調べて記事に書こうと思います。

 


 流れをまとめてみましたが,「トラブルの発端が業務上であるかないか」が重要ですね。会社の責任を問うためには,トラブルの出来事が業務上・仕事中であったかどうかを明確にしなければなりません。

しかし,過去のニュースで上司から部下への,個人携帯へのメールは『仕事』であるという判決が下ったという労働問題があったような気がします。

 

まだまだ調べることが多そうですが,一つずつ潰していこうと思います。

今日の情報は以下の文献を参考にしました。こちらも事業主視点でした。過去の判例(会社が負けた例)が多く載っていますので,自分が所属している会社と照らし合わせてみると良いと思います。私の会社もそうですが,大きい会社は就業規則や社内教育(e-ラーニング)でメンタルヘルス対策をしていると思いますが,末端の部署まで徹底させるにはかなりの時間がかかります。会社にいた頃は技術以外のe-ラーニングを適当に済ませていましたが,同様に軽く済ませていた管理職も多くいました。いざトラブルに巻き込まれたら「知りませんでした」では済まされませんからね。法的に処罰を受けますよ。

本格的にストレス障害の治療を開始

こんばんは,ねぎみょです。

昨日は週に一度の診察でした。

隣町の病院で2時間待ちでぐったり,,,。

そのあと病院の近くの図書館に行こうと思ったら改装中。

運が悪いなあと思い,家に帰ったらぐったりしてて寝てしまいました。

 

そして昨日から,寝る前に抗うつ剤リフレックス」を1錠服用することになりました。先週は1/2錠だったのですが,それでも2,3日は副作用がひどかったです。

嘔吐,頭痛,眠気。

副作用が引いてからは,前の投稿の通り調べ物ができるくらいには元気でした。

抗うつ剤に慣れたと思っていましたが,服用量が増えると副作用がまた出てきました。

 


昨日テレビでアナウンサー(名前忘れた…)のうつ病エピソードが紹介されていましたが,その中で医者がうつ病等の精神病について,「心の病」ではなく「脳の病気」であると述べていました。だから薬で治療できるのだとか。身をもって一種の精神病を体験している今だから,それで休職や長期療養をとるのは決して「甘え」ではないと会社の幹部に伝えたいです。やっぱり昔から勤務している人はまだまだ「甘え」だと捉えているなと感じる出来事がありました。

人事に,診断書をもらったので休職する旨を伝えた際,

「なんで精神科にいったんだ?」

ときかれました。

言われた側としての気持ちは,「病院に行く理由なんて,しんどい,辛い以外にあるか?」ですよ。。。

ショックでしたね。人事や労務関係の方々の理解が得られないので,この先の身の振り方をじっくりと考えていこうと思います。

 

これからは薬物療法に加えて,認知行動療法なるものを受けることになりました。うつ状態に陥っているときの認知や思考の歪みが定着しているのを矯正する?のだとか。

よくわからないけど今はなんでも試してみよう。

絶対,せめて治療費は全部,補償してもらうから。

休職中には解雇されない?

こんばんは,ねぎみょです。

日付変わりそうだったけど,なんとか投稿!

昨日,今日と近くの図書館で調べていたのですが,今日になってパソコンを使う人はパソコン専用席に行きなさい,と言われましてね。

コンセント使ってないし,一応図書館の本読んでるし,なぜ?と考え始めるとイライラが止まらなくなり,家に帰ってフテ寝してました。このイライラもストレス障害なのか…?

 


さて,今日は「解雇」について調べました。

というのも,自分の休職への入り方が適切だったのか不安になったためです。

まずは私の休職への入り方を紹介します。

①診断書に記載されていること(即療養)を人事に電話連絡

②医師の診断書をもらった次の日に速達で会社に送付

③人事から所属部署への連絡がいっておらず,家に部署の人が来る

 こんな感じでした。人事に連絡をしたのですが,所属部署に連絡が伝わるのに1日かかり,結局家に部署の人が来てゲロゲロしました。。。

医師の指示もあり,電話やメールがたくさん来ていたのですがすべて無視していました。しかし,ふと「これって無断欠勤で処理されるのでは??」と疑問に思いました。その流れで,解雇されはしないだろうか,という頭になりまして,解雇について調べました。

 


結論から言うと,,,

解雇されることはない!!

 業務上の怪我,病気の療養による休業期間+その後30日は解雇できない期間となっています。

似たケースとしては,妊婦さんがありました。産前6週〜産後8週の休業期間+その後30日は解雇されないですね。

この期間に解雇予告を受けたら不当解雇として訴えれば良いのです。

 

労働トラブルの解決のために,「労働審判制度」というのが導入されたそうですね。ざっくりいうと,事業主・従業員の申し立てにより地方裁判所で簡易的かつ迅速に解決をします。地裁で解決できない場合は労働審判で解決します。

裁判にもつれ込みそうな時は,この労働審判制度を活用するのがいいのですかね。これ以上詳しいことは読んだ本に載ってなかったので,引き続き調べていこうと思います。

 

参考文献はこちら↓


広く浅く,という感じでした。それでも知らないことだらけでした。残業代支払いについてとか,退職金の決め方とか。「所定時間外」って,1日の所定時間(うちは7.75h)を越した分だと思ってましたが,違ったんですね〜。

この本の目線は事業主。労働者が困らないための内容ではなく事業主がトラブルを避けるためのポイントが数多く紹介されていました。次は労働者目線の本を探します。

 

それでは,また明日。(明日は早めに記事投稿したい笑

大企業病に罹ってしまったんだ

大企業であれば安心

中小企業よりも福利厚生が整っているから働きやすい 

だからやりたいことができる

 

自己紹介

はじめまして。「ねぎみょ」です。

ネギと茗荷(みょうが)が大好きなので,ねぎみょにしました。

以下ざっと箇条書きでステータスを記載します。

  • 院卒社会人3年目女
  • IT企業所属のSE(といってもほぼプログラマ,テスター)
  • いろいろあって退職しようと思い,現在休職中

今回,上記「いろいろ」によりブログを始めました。詳細は別のエントリで記載しますが,さくっというと「セクハラ」です。

あぁ気持ち悪い・・・気持ち悪い・・・

休職に入るのも,前々から準備していたわけではなく,何もかもがムカついてしんどくなってきたので心療内科を受診したら,「遷延性ストレス障害」と診断され,医師の診断書により即休職となりました。療養期間はひとまず3ヶ月で,胃薬と抗うつ剤を服用しています。

セクハラがあったことは,会社の人事部と組合に面談を持ちかけ,全て話しました。所属部署への事実確認等を行う必要が当然あるのですが,今は障害で頭が回らないと伝え,事実確認を一旦保留にしてもらっています。

あぁ気持ち悪い・・・気持ち悪い・・・


 目的

気を取り直してブログを始めた目的について。

『労災認定』 

絶対部署に非があるから。会社に責任があるから。労災認定してほしい。

 

人事に全てを話した際,人事は「私(ねぎみょ)はどうしたいか」を重視されていました。正直,私は会社から逃げたいという頭しかなく,「早く退職したい」と回答しました。

その時点で「労災」という頭はなく,泣き寝入りするしかないのだ,だから早く転職して全てを忘れてキャリアをリスタートさせよう,と思っていました。

しかし,心療内科を受診して人事に話したことを医師やカウンセラーに話したら,

『これは立派な犯罪行為です。泣き寝入りはよくない。』

泣きましたよ,泣きましたよ。医師は,直近で私が取るべき対応を指示してくれました。

  1. 退職願を取り下げ,休職に入る
  2. 傷病手当金を申請する
  3. 退職期間でストレス障害の治療を行ったことを記録する(カルテに残す)
  4. 可能であれば労災申請

 あと一歩であっさり退職になるところでした。そりゃ会社としては休職や手当なんて示してくれませんよね。ただ損するだけですし。

そして,休職が突然のことであったため,傷病手当金や労災等,労働基準に関する知識が全くなく,何をすればいいかも分からない。。。

↓↓そこで,このブログの意義↓↓

ブログを利用して,このニート期間中に労働基準法について調べたことを貯めていき,あわよくば労災申請経験者や,今勤務しているけどハラスメントを受けている人などなど繋がりが持てたらいいなと思います。

コメントとかください。

3日坊主にならないようにとにかく頑張ります。


 これから働く人(主に女性)に向けて

一番上に書いたことは,私が就職活動をしている時に思っていたことです。 あっさり覆りました。

実際,大企業では仕事が減ったからといっていきなり解雇になることはないし,残業代は適切に支払われているし,家賃補助はあるし,産休育休制度に加えて復職プログラムもあるし,,,,と思ってしまう。

でも自分にとって働きやすい環境であるかなんて調べようがない。部署ごとに風土や気質は異なるものだし,そもそも配属は希望通りにいかないもの。

ましてや,面談で「ハラスメントのない部署にいきたい」なんて言えないし。

女性を取り巻く労働環境について,もっと多くの人の意見をききたいところです。

女性の社会進出を支援する"Lean In Japan"という団体があるらしいです。具体的にどのような活動をやっているかまでは調べきれてないので調査してみよ。

Lean In Japan - Lean In Japan

今のところ私が働く女性に言いたいのは,

「ハラスメントにあったらまず休職!」

仕事の引き継ぎとか考えなくていいです。会社に非があるならば。by医者

大企業病 - Wikipedia

 

明日も頑張って投稿するぞ!ニートがんばる。見やすい記事の書き方のためにもHTML勉強しまーす